必殺仕切人~第4話(84年9月21日放送)
「もしも狼男が現れたら」
(監督・広瀬襄 脚本・林千代)
山根正和 - 上野山功一 雅之進 - 椎谷建治
由亀 - 仁和令子 根津参内 - 坂口徹郎
山根るい - 大川かつ子 安川大五郎 - 下元年世
忠四郎 - 千葉敏朗 弥太郎 - 紺野誉史緒

スキゾーとお清がある山中で出会った全身毛むくじゃらの木こりは、龍之助の知り合いで雅之進と言い、元は武士。
父は勘定奉行・山根正和より横領の罪を着せられ自害しており、娘とも生き別れとなっていた。
その山根、自らを叱咤した目付を逆恨みし「暗殺犬」を育て目付殺害を企む。屈強な男をさらって来ては、実験台にし犬に殺人術を教え込んでいく。
同時に、「満月の夜に出没する恐怖の狼男」騒動をでっち上げ、世間の目をそちらに向けさせる巧妙な手口。
その山根を探る雅之進は、山根の配下に追われる最中、芸者・由亀の家へ逃げ込んでしまう。
由亀こそ雅之進の生き別れの妹であったのだ。