再戦のための停戦。
破壊のための建設。
歴史の果てから、連綿と続くこの愚かな行為。
ある者は悩み、ある者は傷つき、ある者は自らに絶望する。
だが、営みは絶えることなく続き、また誰かが呟く。
たまには火薬の臭いを嗅ぐのも悪くない。

次回「思惑」。
神も、ピリオドを打たない。