必殺仕事人Ⅳ~第39話(84年7月27日放送)
「加代 エリマキトカゲを目撃する」
(監督・広瀬襄 脚本・篠崎好)
おせき - 今出川西紀 藤兵衛 - 高木二朗
仙蔵 - 山本弘 正太 - 丹呉年克
大吉 - 土井健守 矢吉 - 東悦次
三五郎 - 諸木淳郎 内田 - 伊藤克美
棟梁 - 花岡秀樹

首筋にトカゲの痣を付け襟巻きで絞殺される手口で同心が次々に死んでいく。
それは裏の世界で名の知れたトカゲ団と呼ばれる一味の仕業で、船宿の主人藤兵衛が一連の同心殺しを依頼していた。
加代と同じ長屋に澄む正太は母おせきと二人暮し。おせきは冷酷な夫から息子を連れて逃げた身だった。
5人目の殺人の現場を目撃した正太は、怪我で失明の危機にあるおせきの治療費欲しさに、藤兵衛を脅し金子をせしめる。
しかし藤兵衛とトカゲ団は秘密保持のために正太を生かしておく訳にはいかなかった。
正太の居場所を突き止めたトカゲ団のリーダー仙蔵は、そこで逃げた妻おせきと再会する。しかし冷酷な男は妻と息子をその手にかけるのだった。