必殺仕事人Ⅳ~第10話(84年1月6日放送)
「主水 せんを張り倒す」
(監督・松野宏軌 脚本・三田純市)
中老杉乃井 - 佐野アツ子 大貫半兵衛 - 西園寺章雄
お秋 - 岐邑美沙子 お繁の方 - 久仁亮子
お蘭の方 - 井上十美子 女中 - 大西可容子
柳田松翁 - 早川保

お繁の方は大奥での己の権力を維持するため、自分の後継者となる娘を父である柳田松翁と物色し、絵師紅葉斎又平の娘お秋に狙いを定めた。
しかし又平は娘を将軍様の妾奉公に出すわけにはいかないと猛反対。お秋も大奥に上がる気など無い様子。
お秋の許嫁庄助は柳田の下屋敷に連れ込まれ、中老杉乃井の色仕掛けにハマりまんまと彼女を抱いてしまう。
庄助を探して下屋敷を訪れたお秋はその現場を見せられ、自分以外の女性と戯れる許嫁に失望、大奥に行くことを決意する。
その後お秋が大奥に上がったことで無用になった庄助は始末された。
大奥ではお秋はお繁の方の妹として通っていたが、ある日お秋の素性が他者に知れ渡るところとなり、柳田一味はこの事態で邪魔な存在となった又平をも斬殺する。