必殺渡し人~第13話(最終回~83年10月14日放送)
「秋雨の中で渡します」
(監督:山根成之 脚本:中原朗)
夢野玄定 - 滝田裕介 辰蔵 - 牧冬吉
みよ - 浅見美那 助三 - 安部潮

三人の男が次々と殺され、巷では「かまいたちが出た」と噂に。その手口から惣太は忍に対して疑いを抱く。
しかしこれは謎の外道渡し人の仕業で、白不動の元締からその者を始末してほしいと忍たちに依頼が届く。
実はこの一連の殺しは、大奥のお弓の方と両替商・大黒屋が例の外道渡し人に依頼したものであった。
彼らは大黒屋の娘・みよを大奥に上げることになったが、みよと以前関係のあった五人の男たちに騒がれては面倒と、口封じのために殺していたのだ。
やがて大吉の仕事仲間であった助三も殺され、最後の一人となった人足の三太も殺されてしまう。
三太からみよとの関係を聞かされていた女房のおくみは大黒屋へ乗り込むが、彼女もまた命を奪われる。