必殺仕事人Ⅲ~第38話(最終回~83年7月1日放送)
「淋しいのは主水だけじゃなかった」
(監督:都築一興 脚本:中原朗)
おすみ - 二宮さよ子 用人・酒井 - 草薙幸二郎
与力・工藤 - 浜田晃 五兵衛 - 高野真二
清水宗斉 - 志摩靖彦 おひさ - 笠間一寿美

陰富くじで町民から金をかき集める御三卿清水家の隠居清水宗斉。
宗斉は、その金を老中たちにばらまいて、次期将軍職を清水家から輩出しようと目論んでいた。
陰富くじの実質的なリーダーは、清水家用人酒井と越後屋五兵衛。
ところが五兵衛の愛人おすみが五兵衛に愛想を尽かして越後屋を出て行ったため、おすみから陰富くじのからくりが露見することを恐れた五兵衛は、酒井におすみ抹殺を要請。
酒井は加代を初めとする江戸の仕事人たちを召集、自ら正体を明かさずまた殺しの標的も告げずに仕事人たちに殺しの競りを行わせ、加代はこの殺しを二十両で落札した。
早速仲間を集めた加代だが、結局誰も危ない橋を渡らず窮地に陥る。