必殺仕事人Ⅲ~第36話(83年6月17日放送)
「ニセ占いで体力消耗したのは主水」
(監督:松野宏軌 脚本:林千代)
タエ - 磯村みどり 加藤作右衛門 - 原口剛
鉄仙 - 野口貴史 弥兵衛 - 西山嘉孝
美緒 - 太田あや子

将軍家御用達大経師の日月堂弥兵衛は、次の暦を完成させるために幕府天文方から暦の原本が届くのを今や遅しと待ち続けていた。
そして弥兵衛にはもう一つの悩みが。それは、巫女上がりの後妻タエと先妻の娘美緒の仲が良く無いことだった。
弥兵衛はタエと手代与一に幕府天文方へ原本の催促に向かわせるが、実はタエと与一はデキていた。そのことが、美緒にタエに対する嫌悪感を増大させていた。
ムシャクシャして遊びに出かけた美緒は、幼馴染みの順之助と再会、いつしか心を通わせるようになる。
タエと与一は、元来の知り合いであり天文方奉行に就任したばかりの加藤作右衛門と接触、暦の原本の入手する。
だがこの三人の接触はそれだけでは終わらない。彼等は日月堂を乗っ取りを企てており、例の原本にミスを残していた。
弥兵衛はこのミスに気付くが、改めて原本を確認した加藤にミスは無いと断言されてしまう。
またタエは、部屋を荒らしそれを美緒の仕業に見せかける芝居を演じた。元巫女としての霊力を悪用して美緒に悪霊が憑いていると、タエは弥兵衛に吹聴する