新・必殺仕舞人~第10話(82年9月3日放送)
「喧嘩も楽しい河内音頭~河内」
(監督・井上梅次 脚本・吉田剛)
百舌屋 - 藤岡重慶 おこの - 正司花江
辰吉 - 柳原久仁夫 谷 - 江波隆
玄敬 - 有川正治 六助 - 葭川浩

河内へやって来た京山一座は木綿問屋を営む庄屋・百舌屋丑造の世話になる。
が、この百舌屋、織り子たちに片っ端から手を出す女好きの助平で、早速踊り子たちにも手を出そうとするが彼女たちを救ったのは百舌屋の女房・おこの。
夫婦には子供がなく夫婦漫才のような喧嘩が日常茶飯事であったが、百舌屋は織り子に手を出す一方でおこのが子供を産めるよう鍼医者・玄敬に治療。
また、おこのの方も百舌屋に内緒で彼が手を付けた織り子たちを玄敬に診せ、鍼で不妊治療を行っていた。
そんな中、百舌屋が手を付けておこのが玄敬に治療させた織り子が突然変死…同じように変死した織り子はすでに三人目らしく「百舌屋が織り子を責め殺した」という悪い噂も立ち始めた。
しかしこの織り子たちの変死は、代官手代・谷の指示で玄敬が鍼によって引き起こしていたものであった。