新・必殺仕事人~第37話(82年2月19日放送)
「主水 娘と同居する」
(監督・田中徳三 脚本・吉田剛)
金兵衛 - 杉本孝次 おきぬ - 棚橋久美
水野帯刀 - 楠年明 水野里江 - 仙北谷和子

子供をさらってスリの技を仕込み稼がせる一味があった。
朝駆けの捕物となったが捕方がもたつく間に大半が逃げ、おきぬという娘を主水が捕える。結局、つかまったのは子供ばかり。
家族が引き取るの中、おきぬだけは家族がわからない。一旦主水の家に引き取ることになるがおきぬの着物の襟から水野帯刀と妻の名前を記したものが見つかる。
水野邸を訪れ事の次第を告げる主水だが、帯刀はおきぬは病死と言い、取り合おうとしない。
妻・里江は娘が見つかったことを喜んでいるのだが家名を重んじる帯刀は名乗りを上げることも引き取ることも許さず、妻は芸者あがりであるために抗することもできない。
そんな両親のことを聞いたせんとりつは憤慨し、主水の「この家で育てる」との申し出に同調する。
金を持たさず外出をさせず家事を教えて更生させる日々が始まったが、おきぬは恋仲の若いスリもんたと逃げようとする。
しかし、もんたから一味から命を狙われていることを告げられたため、中村家に居続けることとなる。