>>33
本シリーズは「虚構」をテーマとしており、事件の真実よりも「どうやって人々を納得させるか」に重きが置かれている。
城平は、『雨月物語』の「蛇性の婬」を読んで「価値観や理屈がねじれて歪んでいても、なぜか全てがおさまるべき所におさまって世界がうまく成立していると見える、けれど何かおかしい」と感じたといい、そこから本シリーズの着想を得たと述べている