新・必殺仕事人~第18話(81年9月18日放送)
「主水 上役に届け物する」
(監督・貞永方久 脚本・保利吉紀、望月俔東子)
おしん - 賀田裕子 おさわ - 原良子
おその - 牧野恵美 文太 - 玉木潤
徳兵衛 - 下元年世

捨て子の文太を養うためぼろ舟に住み着き、夜鷹をしている勝気な少女おしんが、ある夜女郎殺しを目撃してしまう。
船宿湊屋の女将・おさわは証人を消すためにおしんらの殺害を配下に命じる。
裏で、おさわは主水の上司である与力の富山と組み、阿片を使って堅気の女たちを阿片中毒にして女郎をさせ、逆らう女を殺していたのだった。
おりく親子により命を取り留めた女郎おとよは、文太の実の母親だったが、治療の甲斐なく阿片中毒のため文太の目の前で死んでしまう。
主水はおりくに二人の保護を依頼、親身になって二人の面倒を見るおりくだが、おしんは心を開かず、金を置いて黙って出て行ってしまう。
勇次の調べにより、おさわは木更津出身、抜け荷で儲けて在所を逐電、その時、亭主と子供を捨てたことがわかる。

※殺しのシーン、とくにおりくの殺しが特に印象ぶかく残る回。また、主水の出身地が判る回でもある。
(2210-902 2411-332)