必殺仕事人~第72話(80年10月24日放送)
「念じ技 偽説法ざんげ斬り」
(監督・松野宏軌 脚本・石森史郎)
甲州屋 - 長門勇 竹次郎 - 八名信夫
式守 - 神田隆 佐七 - 山崎博之
銀三 - 石倉英彦 お久 - 三浦徳子
お杉 - 山口真代 千恵 - 石屋智子

畳針で心臓を一突きにする手口で殺人が続発し、その下手人を殺してほしいという依頼が六蔵の元に続々と寄せられた。
六蔵は、その手口から下手人を殺し屋隼の権造と断定、主水に権造の人相書きを託した。
ある日、屋台の老朽化に悩んでいた左門は、親切で江戸一番の材木問屋である甲州屋米吉の協力を得て、屋台の修復をした。
その米吉には、佐七という有能な番頭がいて、佐七は甲州屋の一人娘千恵とデキている。
米吉は、佐七に木曽での原木の買い付け交渉を任せ、成功すれば千恵との結婚を許すことにした。
そんな米吉にも、後ろ暗い過去があった。米吉は、その過去を償うために高峰神社へ向かう。
高峰神社は、人々の懺悔を聞き入れ、お祓いをしてくれる魂の救済所となっていた。
しかし、ここを尋ねた町人が例の手口で殺されたことから、高峰神社は仕事人の目に止まっていた。
秀は、高峰神社で式守にお祓いをしてもらった越後屋の女将が神社から出ていった竹次郎と銀三に脅迫される場面を目撃する。