『リグ・ヴェーダ』においては、ヴリトラは「足なく手なき」「肩なき(怪物)」「蛇族の初生児」とされている。ヴリトラはその巨大な体で水を塞き止めて山の洞窟に閉じ込めていた。インドラは、工匠トヴァシュトリが作った武器・金剛杵(ヴァジュラ)を用いてヴリトラを殺害した