おしどり右京捕物車～第8話(74年5月23日放送)
「囲(かこむ)」
(監督:蔵原惟繕　脚本:大工原正泰)
万吉 - 草野大悟　ちよ - 柴田美保子
半造 - 土方弘　勘次郎 - 金井大
與兵衛 - 松岡與志雄　伊平太 - 柳川清

【今回の夫婦愛～万吉とちよ】
江戸から46里(約184?)遠く離れた玉鼻村には、右京が半年前に取り逃がした半造が逃げ込んでいた。盃を交わした兄弟分の勘次郎とともに悪のかぎりを尽くしていたのだ。
また玉鼻村には、その時右京の右腕となって東奔西走していた万吉がちよと祝言を挙げるために十手を返して住んでいる。
右京は自らの失敗にケリをつけるために、玉鼻村へと向かう。しかし、そこで見たのは、これ以上の厄介事を避けるために手を出せないでいる村人たちと、十手を預りながらも酒に溺れて廃人同然の姿となった万吉であった。
そんな中で右京は独り立ち向かうのだが、これまでにない窮地におちいるのだった。

※なんといってもキーマンとなる草野大悟につきる。筆舌に尽くしがたい存在感は見事。また、ラストではなが放つ一言が、観るものにとてつもない余韻を残す

※オープニングの乳母車のうしろに見えるは、鉄塔！鉄塔ぢゃないかぁ～っ！！
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