必殺仕事人~第61話(80年8月8日放送)
「脅し技 闇医術千両潰し」
(監督・原田雄一 脚本・國弘威雄)
大町信吾 - 中条きよし お雪 - 千野弘美
お新 - 吉本真由美 松島 - 山口朱美
惣次郎 - 小林尚臣 お常 - 稲田弘子
清三郎 - 島米八 玄斎 - 北見唯一

大奥女中の松島は将軍以外の子を宿し、その堕胎のために遊び人姿の医師大町信吾を訪ねた。
大町は、松島の妊娠という誰にも言えない秘密をネタに、松島に治療代として二百両を請求。
松島は大町の要求をのみ治療に臨むが、すでに体が耐えられる状態になく、その帰り道に急死してしまう。
松島から二百両をもらい損ねた大町は、松島の胎児の父親である女形役者稲葉鶴之丞に治療代を請求することにした。しかも請求額を三百両に吊り上げて。
鶴之丞の大ファンのおしまは、脅されている鶴之丞を助けてあげたいと主水たちを召集するが、全員に断られてしまう。
大町は松島が死んでしまったためしばらく手術を控えることにするが、その間の生活資金調達のため今までに行った秘密の堕胎手術をネタに、その患者を脅して金を巻き上げようと企む。
そしてその大町に目をつけられたのは、昔の患者で今は相模屋の若旦那惣次郎の妻となったお雪だった。