必殺仕事人~第60話(80年7月18日放送)
「狙い技 仁義無用斬り」
(監督・長谷川安人 脚本・石森史郎)
時次郎 - にしきのあきら おゆき - 西崎みどり
中津屋権三 - 牧冬吉 お新 - 三浦徳子
周作 - 岡本隆成 茂平 - 日高久

内藤新宿に逃げ込んだ悪党をすべて捕らえることから奉行所からの信任が厚く十手も預かるほどの権三。
しかし、裏では年期明けの女郎を店に無理矢理引き止めて働かせるだけ働かせており、仕事の的として依頼がくる。
そんな権三の元に渡世人風の男が現われた。
その男時次郎は、権三が喜三郎と名乗っていた頃からの旧知の友であり、江戸所払いの身となっていた。
時次郎は江戸を離れて以来対面も叶わなくなった母と妹に一目会いたいと、決死の覚悟で江戸に潜入していたが見つけられずにいた。
その頃、権三を探るべく中津屋へ潜り込んだ秀は、時次郎の妹おゆきが中津屋で女郎をさせられていることを知る。秀はそのことを時次郎に教えてやった。
早速時次郎は中津屋に突入、おゆきと再会を果たす。そして兄妹は中津屋を脱出、中津屋を見張っていた加代に先導されて上総屋へと逃げ込んだ。