必殺仕事人~第58話(80年7月4日放送)
「暴れ技 田楽垂直刺し」
(監督・石森史郎 脚本・田中徳三)
定七 - 佐々木剛 永久保典膳 - 田中浩
お民 - 志乃原良子 金坂東馬 - 内田喜郎
榊一角 - 佐野守 水谷弥一郎 - 大下哲矢
世津 - 鮎川十糸子 川辺権助 - 伊波一夫

旗本永久保典膳・榊一角・水谷弥一郎が、老舗の主人と丁稚を無礼討ちにした。現場に居合わせた豆腐屋の定七は永久保たちにたてつくが、反撃を食らい窮地に追い込まれる。
その場に居合わせた主水は、仕方なくその場を納めて定七の危機を救った。
永久保たちの悪事を恨みに思った人は多く、遂には六蔵の元にも何人からか永久保殺しの依頼が舞い込んで来る。
尾行する加代の目の前で、また事件が起きた。永久保たちが北出藩藩士金坂東馬と槍持ち川辺権助に因縁をつけた。そこへまた定七が割って入り、また定七はピンチに陥る。
加代の機転でなんとか無事に済んだものの、定七はまるで自分が永久保たちを追っ払ったと思い込む始末。
おまけに定七は東馬の槍持ちになりたいと懇願。それ以来、定七は金坂家に住み込み、妹のお民が豆腐屋を引き継ぐことになった。