必殺仕事人 第6話(79年6月22日放送)
「主水は葵の紋を斬れるか?」
(監督・原田雄一 脚本・石森史郎)
松平聖二郎 - 目黒祐樹 舎熊 - 田中浩
陣内 - 西田良 桃源院 - 新海なつ
お美代 - 諏訪アイ 唐津屋の娘 - 大崎紀子

将軍の弟に当たる松平聖二郎の横暴に、恐怖で震え上がる江戸の町。
唐津屋は聖二郎に100両以上の金を巻き上げられたあげく、その娘を暴行されてしまった。その後、妻と娘を心中で先立たれた唐津屋が鹿蔵に聖二郎殺しを依頼、自らも川に飛び込み命を絶ってしまう。
鹿蔵が一度は請け負うことをためらった聖二郎殺しを、主水たちも簡単には引き受けられなかった。
それ以降も聖二郎の暴挙は続く。
勘定方伊藤伊織の妻が聖二郎に犯され、そのリベンジに立ち上がった伊織も聖二郎の返り討ちにあう。現場に駆けつけた伊沢や主水は、聖二郎の命令に逆らえず公衆の面前で辱めを受ける羽目に。
また左門・秀と同じ長屋に住むお美代も、婚礼の晩に聖二郎に連れ去られ体を弄ばれる。この時はお美代のみならず、その父晋松も殺された。聖二郎に怒りを覚える左門と秀。
はたして、聖二郎の悪行を止めることは出来るのか…?