ラビッツ・フット(兎の足)(うさぎのあし、英語: the rabbit's foot)は、お守りの一種。ラビットフット(rabbit foot)とも。
不思議な力が宿るとされる“ウサギの後ろ足(足先)”を主体として、留め具を取り付け、携帯所持しやすいように加工したものである

イギリスのウェールズでは、現在も、赤ん坊の頭をラビッツ・フットで擦る習慣が残るという。これについては、イギリスの兎足王と呼ばれた王に踏みつけにされた土地の記憶を忘れるなという意味であるとする説と、単にウサギが足の速さで敵から逃げおおせる幸運を授けるのだという説がある。

ウサギは魔女(つまり、キリスト教でない信仰を持つ男女、あるいは土着信仰の神々)に属するから、ウサギの足を切り取ったものを持っているのは魔女を狩り殺した証(自らは異端教徒でなく、権力とキリスト教に従順である証)であるからだいう話が広まっている