命あるものは、必ず滅びる。だから、人間は何かを残そうとする。
しかし、機械の体を永遠の命を手に入れたら、どうなるのだろうか。
鉄郎はモリの原稿を読みながら、ずっと考え続けていた。
そして、どうしても最後の1ページを読んでみたいと思った。

鉄郎は知った。望みが作り出した心の世界を。願いが作り上げた幻の世界を。
自分も気づかなかった、メーテルへの思いを。自分も知らなかった、メーテルへの憧れを。

次回の銀河鉄道999は、「四次元エレベーター」に停まります。

ゾーヤ/横沢啓子
モリ/塩屋翼
ハンザ/古川登志夫

ユウキ・コスモとフォルモッサ・リン(朝丘 夏美)と青葉 春助