新・必殺からくり人~第2話(77年11月25日放送)
「東海道五十三次殺し旅~戸塚」
(監督・工藤栄一 脚本・早坂暁)
あき - 川口晶 紋三郎 - 岸田森
佐市 - 倉石功 木曽屋 - 西山嘉孝
蓬莱屋加兵衛 - 岡田英次

広重の絵から浮かび上がったのは、鎌倉道と呼ばれる鎌倉への近道と逃げている女。鎌倉には駆け込み寺として有名な東慶寺がある。
あきは、お艶一行の目の前で鎌倉道から東慶寺に駆け込もうとしていたのだが、追っ手に捕まってしまう。駆け付けた番頭の佐市が助けようとするが分が悪い。
そこへお助け紋三郎なる渡世人が現れ追っ手を退けると、あきを連れ鎌倉道を抜けていった。そして紋三郎は、駆け込みの面倒を見てくれる蓬莱屋加兵衛の許にあきを連れていく。
加兵衛の許にはあきと同じような境遇の女が何人もおり、安心したあきは加兵衛の世話になる事にした。