新・必殺仕置人〜第7話(77年3月4日放送)
「賃借無用」
(監督・松野宏軌 脚本・大和屋竺)
政五郎 - 須賀不二男 村上兵之進 - 草薙幸二郎
お袖 - 片桐夕子 おかね - 山口じゅん
重吉 - 平野康 仙太 - 松本龍幸
おまん - 池田幸路

湯女の首を絞めたうえ、剃刃で肌をずたずたに切り殺すという事件が続いて五回も起きた。風呂屋に薪を入れている仙太が下手人としてあげられたが、仙太の姉で女郎のお袖は無実だといい張った。
実は殺しの犯人は、湯屋専門の出歯亀で変質者の羅漢寺一家の若親分・重吉だったが、伜をかばうため、羅漢寺政五郎が、主水の上役・村上と組んで、仙太に罪をきせたのだ。

※オチが秀逸な一篇。
『荒野のダッチワイフ』『殺しの烙印』といった独特なハードボイルドな世界観を描いた大和屋脚本は、旧仕置人を感じさせる作りとなっている
(2360-409)
【余談】
明日放送予定の早朝4時からの『クイズ脳ベルSHOW』(フジ)、解答者・池畑慎之介のトークで『からくりん・血風編』の撮影話が聞かれる模様。
ご興味ある方は、どうぞ!