>>756のつづき
※ROCK!LOCK!!古川ロック!!!古川ロック大リスペクト回なのであります。
初期必殺シリーズの脇役や、仕留人では主水の同僚・田口さんとしてちょいちょい登場してきた古川ロック。彼の演じる(曇りからロックオンされた)伝次の暴走は、登場するだけでインパクトを残す草野大悟をもってしても止められないのであります。ここまで草野大悟が喰われているのも珍しいです。
歴史の傍観者としてのスタンスしか取れなかったこの回の時次郎と天平は、『タイムトンネル』のトニーとダグを思い出しました。

※必殺シリーズのタイトル字担当の糸見渓南氏が『からくり人』のタイトルを書き上げた時、スタッフとの雑談で『この“人”って字、“ん”に見えるよなぁ』と、苦笑したとか…。

※時次郎の羽織っている藤色の上着、ヘラ回し。
緒形を敬愛してやまない三田村邦彦は、後にそれを着用し、裏の仕事の時にかんざしを回す見せ方として頂戴した。
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