>>324
ギギは、この女は、男を喰うタイプだと感じた。
ギギは、ひょいと上体をメイスの方に伸すようにすると、
彼女の髪に唇がさわるのもかまわずに、いってやった。
「……大佐、セックス上手でさ、オーラルもアナルも要求されたでしょ?」
メイスの首筋がビクッと浮きたつのをみながら、ギギは、クククッと喉をならして笑った。
「…………!?」
メイスの上体がさがると、その左手がギギの頰に飛んできた。