>>896
昭和30年(1955年)あたりが最後のベビーブームかって言うと、実は日本では「最後のベビーブーム」って明確に決まってないけど、一般的には違うんだ。日本のベビーブームは大きく3つあって:
第1次ベビーブーム:昭和22~24年(1947~1949年)。終戦直後で出生数が約270万人/年とピーク。復員兵が帰ってきて、結婚・出産ラッシュになった。
第2次ベビーブーム:昭和46~49年(1971~1974年)。第1次の子供たちが親になって、出生数が約200万人/年。団塊ジュニアって呼ばれる世代だ。
昭和30年あたり:1955年だと、出生数は約170万人くらい(厚労省の統計)。第1次のピークが落ち着いて、緩やかに減ってる時期だ。
昭和30年はベビーブームの「最後」ってより、第1次が終わりかけてた頃だね。第2次が1970年代に来るから、「最後のベビーブーム」は昭和46~49年の方が正しいよ。ただ、1950年代はまだ出生率高め(合計特殊出生率が2.5くらい)で、人口増の勢いあったから、「ブームっぽい」と感じるのは分かるぜ。
結論として、昭和30年は最後のベビーブームじゃない、第2次(昭和46~49年)が最後だ。どう思う?