セドリック
セドリックシーマ タイプIIリミテッド

初代シーマ・FPY31 型は、1987(昭和62)年の第27 回東京モーターショーに出品され、翌1988(昭和63)年1 月に発売されました。
3 ナンバー(普通乗用車枠)専用ボディで、国産車離れした伸びやかで気品あるスタイリングと広く快適な室内、日本初のV 型6 気筒DOHC ターボエンジンによる圧倒的な加速性能や電子制御エアサスペンションなど、それまでの日本車になかった新しい価値が大好評となり、
当時、経済紙で「シーマ現象」と報道されるほどの爆発的なヒットになりました。1989(平成1)年の物品税廃止(消費税導入)後は値ごろ感が増して販売はさらに加速し、
いわゆる「3 ナンバー車ブーム」の契機となりました。このタイプII リミテッドは、255ps を発生する3ℓ V6・DOHC ターボエンジン「VG30DET 型」を搭載した最上級グレードです。