>>940
学説変わってきてるねん

「自己の家を持ち代々家業を継承していた層では、おそらく大部分が苗字を持っていた」
「幕府直轄領などは(中略)、百姓の殆んどは之(苗字)を私称して明治に伝へて居る」
「(天領のある村の、1846年の神社記録に)全村85軒の戸主(で)、苗字のないものは一人もいない」
「大名領である松本藩でも、1830年に33ヶ村の人口の9割をカバーする名簿(水呑百姓を相当数含む記載者2345名)中、苗字の記載のないものは16名のみ」
「1857年常陸国のある村の代官所に提出された書類には苗字帯刀の者以外は苗字が載っていないが、同じ書類の庄屋の控えには1戸を除いて水呑百姓まで全て苗字が記載されている」