>>635
杉田玄白は「…いかなるか下の二穴(にけつ)のうるさくつらきことは、挙(あげ)て数へがたく…」
老人にありがちな秘結(ひけつ:便秘)で、便毎に脱肛をおこし、“元に納めて後、
始めて我身の様に覚ゆる事なり”と、その苦痛を切々と「耄耋独語」に残しています。