一方向の解釈を付与し、視聴者の印象をコントロールすることもエンタメにおいてはとても重要なことですし、そういったクリエイティブも素晴らしいと思いつつ。『義妹生活』においてはそれが正解じゃないから(魅力の本質がそこじゃないから)、このような描き方をしてくれているのだと思います。

さて、この10話は9話で線引きされた関係性の在り方をしっかりと定義する回だったと思います。新しい縁と、未練。ここでセットアップされたものがどのように広がり、収束していくのか。残り2話、楽しみにお待ちください。