セレマとは、アレイスター・クロウリーが創始した宗教や哲学の一つで、「汝の意志することを行え」という規則や法に基づいています。
セレマという言葉は、ギリシア語で「意志」を意味する θ?λημα (テレーマ)のラテン文字転写です。
この言葉は、16世紀の作家フランソワ・ラブレーが彼の小説『ガルガンチュワとパンタグリュエル』に登場させた架空の僧院「テレームの僧院」に由来します。
この僧院では、「汝の意志することを行え」というのが唯一の規則でした。
セレマの歌詞は、このセレマという哲学に基づいています。
歌詞の中では、「セ」はセレマの「セ」、「レ」はセレマの「レ」、「マ」はセレマの「マ」と繰り返されます。
これは、3つの文字を合わせてもセレマになるということを表しています。
つまり、自分の意志を貫くことが最も大切であるというメッセージが込められていると考えられます。