午後5時20分ごろ、中学1年の弟(12)と共謀し、同区の路上で京都市内の小学生の男児(7)の顔を殴ったなどとしている。

同署によると、男児を直接、殴ったのは弟だったが、少女が「殴ってこい」と命じたことや、暴行の様子を携帯音楽プレーヤーで約1分間にわたり動画撮影していることなどから、共犯として逮捕に踏み切った。同署の調べに、少女は「動画を撮影しただけ」と容疑を否認しているという。

撮影された動画には少女が「もう一発いったれ」と弟をけしかける様子や、暴行後に男児の顔を撮影しながら「その顔いいよ」と話す様子も録画されていたという。

姉弟と被害にあった小学生の男児に面識はなかった。弟は「テレビ番組で体の大きな人が暴行する様子を見ていたら、面白そうだと思って、自分も殴ろうと思った」と説明しているという。