兼近に逮捕歴があることは周知の事実。そこから更生した矢先の〝流れ弾〟だけに同情の余地は大きい。吉本興業としても、兼近を守ることはある種の〝使命〟と捉えているという。テレビ関係者の話。 「吉本興業は昨年、創業110周年を迎えました。所属芸人は数千人規模。給料面では〝渋チン〟と言われますが、その分、フトコロが深く、ファミリー的な結束が強い。兼近さんのような特殊な環境で生まれ育った人でも引き受ける土壌があります。そのスタンスでやってきたのだから、吉本は今回絶対に見捨てるようなことはしません」  

相方のりんたろー。も兼近のために積極的に動いているという。久しぶりに一致団結した吉本のパワーを見ることができそうだ。