【AFP=時事】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領が21日、
ウクライナ侵攻に投じる兵力を増強するため予備役を「部分的」に動員すると発表したことを受け、
ロシア発の航空便に予約が殺到し、週内の便がほぼ満席になっている。

ロシア発着便の主要経由地であるイスタンブールへの便は24日まで満席となっている。
エア・セルビア(Air Serbia)では、セルビアの首都ベオグラード行きの便で、次に空席があるのは26日とされている。

グーグル(Google)のデータによると、プーチン氏の国民向けテレビ演説が始まった21日午前9時(日本時間同日午後3時)以降、
ロシアでは「チケット」と「航空便」のキーワード検索が2倍以上に増加。ロシア出国に関する検索は同日午前、通常時の100倍に増えた。
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欧米の制裁でロシアからはアルメニア、アラブ首長国連邦やトルコなど限られた数カ国へのみ出国できる。
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