診断結果、背中のコブはふんりゅうって名前のおできだった
元々父の背中にそれがあってなんかの拍子に炎症を起こしてそれが治ったら中身のチーズが増殖してコブ状になったらしい
という話を父を診てくれたお医者さんが嬉々として説明してくれた

そんで

「再発しないよう良い感じに切って差し上げますねー!」

って我々に言い放った

めっちゃくちゃキラキラしててカブトムシ見つけたダンスィみたいな笑顔だった
で、後日改めて手術をしてもらって父の背中のコブは綺麗さっぱりなくなった
けどいまだにあの臭いとカッテージチーズとお医者さんの笑顔は忘れられない思い出