※平 清経

寿永2年(1183年)に平家一門が都落ちした後は、次第に悲観的な考えに取り付かれ、
大宰府を元家人である緒方惟義に追い落とされたことをきっかけとして、豊前国柳浦にて入水自殺した。享年21。

『平家物語』「六道之沙汰」の段で建礼門院による述懐に、清経の死が平家一門の「心憂きことのはじめ」として語られている。