論争
ブラッド・ピットとジョーイ・キングのキャラクターは原作(マリアビートル)では日本人であり、いわゆる「ホワイトウォッシング」であるとの批判が出た。
日系アメリカ人市民同盟のエグゼクティブディレクターであるデビッド・イノウエは、このキャスティングを批判し、舞台が米国であれば米国人俳優での映画化が適切であったが、映画製作者は小説の日本設定を維持しつつ、映画の背景に日本人を登場させることを選択し、ホワイトウォッシングの非難を強めたと説明している。

また、イノウエは、ホワイトウォッシュされた役を承知の上で受け入れた俳優たちのアジア・コミュニティに対する味方意識を疑問視し、さらに、『クレイジー・リッチ!』(2018年)や『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(2021年)といったアジア人主導の映画が最近成功しているにもかかわらず、「アジアの俳優が主役ではブロックバスターを担えないという信念」を押し付けていると批判している。

2020年8月、プリンス役を演じたキングはツイッターで「白人女性が有色人種のキャラクターを演じるべきだとは思わない。私でもなければ、他の白人女性でもない」と言った。
また、日本が舞台にもかかわらず、出演しているアジア系の俳優が宣伝でほとんど登場しないことにも批判が起こった。