劇中で長い髪を自らバリカンで剃り落とし、スキンヘッドにもなったデミは、文字通り体当たりで女性の挑戦を熱演したが、映画は賛否両論。
特に男性客から多く寄せられた凄まじい反感に傷ついたという。
映画出演はこの後3年ほど途絶えるが、その間に疎遠だった母との関係を修復し、がんを患っていた彼女の最期を看取った。
強い女性の野心をリアルに演じた作品は、女優としても人としてもデミの転機となった。