第二段階 中南米のスペイン勢力を本格的に追っ払ったのがアメリカでしたが、彼らは資本主義の鬼です。中南米の利益はアメリカの資本として回収されています。最初は棍棒外交で、ニューメキシコ分捕るわ、パナマ運河の利権かっさらうわ、キューバのグンタナモに基地置いちゃうわ(しかもキューバ憲法にグンタナモ基地を認めさせるという乱暴ぶり)。
次は善隣外交…で、中南米に投資→ドイツが中南米に輸出→ドイツはアメリカ民間資本の金借りてたので、アメリカに富が還流。中南米もアメリカ民間資本に金借りてたので、アメリカに富が還流…。大恐慌の処理が終わったんで、善隣外交より、武力を用いていきます。まず中南米に反アメリカ政権を認めさせません。武力鎮圧します。アメリカは自分の便宜を図ってくれるとう政治家を政権に就かせ、それらの政権に個人的に融資します。まーデタラメ過ぎて、デタラメな政治家がパナマでデタラメやるんですが、それも武力鎮圧します。エクアドルなんて、自国通貨辞めて、ドルにしちゃったもんね。
現在、中南米で比較的まとも(?)な国はブラジル、チリです。何故これらの国がまともなのかと言えば、地図開けば一発で分かる通り、アメリカから遠いからです。

南米ってもうどうにもならんわね。。