「有望な社員だったのに」 三井丸紅液化ガスが会見 - 47NEWS(よんななニュース)

 「前途有望な社員が亡くなったのは会社としても残念でならない」。インド同時テロで犠牲になった津田尚志さん(38)が勤めていた三井丸紅液化ガスの佐藤雅一社長が27日、東京都千代田区の本社で会見した。
佐藤社長は「大変明るい人柄で、将来を嘱望された中堅社員として活躍していた」と声を落とした。

  佐藤社長らによると、津田さんらは取引先である日本人客5人が参加した現地プラントの視察旅行に同行し、26日にムンバイ入りした。
ホテル到着後、取引先の3人は先にチェックインし、部屋に入った。その後、津田さんはチェックインの手続きを行っていた際にロビーで銃撃に巻き込まれたという。ほかの取引先2人はすぐにホテルの外に避難した。

  現在も、取引先3人は部屋に待機し、ほかの2人は同社のムンバイ支店長の自宅にいるという。