ロンドンのアメリカ大使館に勤務する外交官ケイト・アボット(ミラ・ジョボビッチ)。
彼女の仕事はテロリストの入国を阻止すること。
ある日、査証審査でバランという医師に不自然さを感じたケイトは調査を開始する。
同僚のビル(ロバート・フォスター)は調査に反対するが、違和感を拭いきれないケイトは執拗にバランのことを探り、警視庁や駐英大使からも目をつけられる。
そんな中、ビルの誕生日を仲間内で祝うことに。ビルは急用で遅れるといい、先にレストランに入った一行。
しかし、ビルヘ渡すプレゼントを買い忘れたことに気付いたケイトは、近くのガラスショップに買いに行く。
ケイトが買い物をしている時、突然、同僚たちのいるレストランで爆発がおこる。
爆発の衝撃を受け、気を失うケイト。やがて目を覚まし、爆発現場近くをさまよっていたケイトは、近づいてきた男に助けを求める。
しかし、その男はケイトに銃を向ける。その男こそ、ケイトを狙ってレストランを爆破した殺し屋ナッシュ(ピアース・ブロスナン)だったのだ。
命からがら逃げだしたケイトは爆破が自分自身を狙ったものだと気付くが、一方でケイトが爆破現場から消えたため、警視庁はケイトが爆破テロの犯人だと疑い、行方を追う。
殺し屋と捜査当局、両者から追われる身となったケイトの運命は…!?
事件の背後ではさらに巨大な全米川下り選手権計画も動いていた…。