ストーリー
いつものように、リッグス(メル・ギブソン)とマータフ(ダニー・グローバー)刑事は、火炎放射器を手にした犯人相手に大暴れし、街のど真ん中でタンクローリーを吹き飛ばしてしまう。これ以上の被害を出すことを恐れたロス市警は、2人を昇進させ、デスク勤務に就かせようと画策する。そんなことはお構いなしの2人は、私立探偵となったレオ(ジョー・ペシ)と共に釣りを楽しんでいた。中国人の密航者を乗せた貨物船を
発見した彼らは船を海岸に着け、密航した中国人らを移民局に引き渡した。そんな中、マータフは救命ボートに隠れていたホン一家を発見する。一家に同情したマータフは、違法と知りつつ彼らを家へ連れて帰り、匿うことに。密航事件の捜査を始めた2人は、事件の黒幕が香港マフィアであることを突き止める。ホンにはロス在住の彫版師の叔父がいて、渡航費も彼が支払ってくれたのだが、実はホン一家をアメリカに呼び寄せたのは
組織の幹部クー(ジェット・リー)の命令で偽札の原版を作らせるためだったのだ。そしてクーはその偽札で本国で捕らわれている彼らの仲間たちを救い出そうとしていた。既に仲間たちは密かに中国の刑務所から、ロスまで移送させられている。そんな中、目的のために手段を選ばないクーは、マータフ一家を急襲、ホン一家を連れ去り、彼の家に火を放つ…。リッグスとマータフの怒りは頂点に達するが…。