丁 若鏞(チョン・ヤギョン、てい じゃくよう、1762年 - 1836年)は、李氏朝鮮時代後期の儒学者。
いわゆる「実学」運動を集大成した人物であった。

伊藤仁斎、荻生徂徠、太宰春台のような儒学者を日本が輩出していることについて、丁若鏞はかなり好意的にみている。
日本は中国江南から直接良書を購入し、しかも、李氏朝鮮に存在する科挙の弊害がないこともあって、文学は李氏朝鮮をはるかにしのいでいるとまで述べている。