製作費
$40,000,000
興行収入
$151,161,491

タイトルのバンテージ・ポイントとは日本語で「観点」「有利な見地」を意味し、8名それぞれの立場でしか見えない「視点」を集めた本映画の趣旨を表す。
それぞれの視点は、必ず重要な場面の直前で終わるクリフハンガー形式をとり、徐々に真相を明かしていく。

それぞれ事件の約23分前から展開するが、8人の視点が個々に描写されるわけではない。
いくつかの異なる視点によって物語の全貌を暴くという形式は黒澤明の『羅生門』に見ることができる。