ロウィーナ・プライス(ハル・ベリー)は、ターゲットの“秘密”に迫り、それを暴く敏腕新聞記者。
デビッド・シェーンという男性の偽名を使い、数々の注目記事を書き社内でも一目置かれている。
しかし、半年かけて手に入れた上院議員に関するスキャンダルが、上層部の圧力によって潰されてしまい、納得できない彼女は新聞社を辞めてしまう。
そんな時、彼女の幼なじみのグレース(ニッキー・エイコックス)がニューヨークの郊外で変死体となって見つかった。
警察はこの事件を彼女の元恋人の犯行によるものと考えていたが、ロウィーナはそうではないことを感じていた。
なぜなら、会社を辞めた日の帰り道、偶然グレースと街で遭遇しており、その時彼女から“ある男”についての話を聞かされていたからだ。
グレースは広告業界の大物であるハリソン・ヒル(ブルース・ウィリス)と出会い系サイトで知り合い深い仲になっていたという。
しかし、次第に音信不通となり、彼に捨てられたことに気づいたグレースは、復讐のためにハリソンとの不倫関係を新聞記事にしてほしいとロウィーナに持ちかけていたのだ。
記事にされる前の口封じとして、ハリソンがグレースを殺したのではないかと考えたロウィーナは、全米川下り選手権の調査を開始するが…。