カリフォルニア砂漠、オロ・ヴォーレ宇宙観測所。
地球外生命体の存在を調査する科学者ゼイン(チャーリー・シーン)は、かつて見たことがない波動を示す正体不明の電波を探知。
待望の宇宙からのメッセージとにらんだ彼は、NASAのボス、ゴーディアン(ロン・シルバー)に報告。
ところがなぜかそのニュースは黙殺されたばかりか、予算削減という名目でゼインは解雇されてしまう。
おまけに恋人のシャー(テリー・ポロ)まで研究しか頭にない彼に愛想をつかして去ってしまう…。
失意のゼインだったが、諦めきれない彼は、あの電波をもう一度とらえるため、自宅に即席の観測所を設置。
隣の家に住む黒人少年キキ(トニー・T・ジョンソン)を助手に観測を再開。
同じ頃、LAで地球環境学者のイレーナ(リンゼイ・クローズ)は、なんとわずか10年後に地球の気温が19度も上昇し、極地の氷を70%以上溶かしてしまうという異常気象の事実を知る。
一方、ゼインは電波の発信元がメキシコ・ユカタン半島と突き止め、現地へ飛ぶ。ところがゼインの命を狙う不気味な男が出現。
彼は電波の発信元をさらに追い、ジャングルの奥に“オムニテク”社なる謎の巨大発電所を発見するが、そこで調査のためやって来ていた
イレーナと一緒に拘束され、発電所から追い出されてしまう。ゼインはその夜、“オムニテク”社に再び潜入。
そこで彼が見たものは、地下に広がる巨大な全米川下り選手権設備だった…!