メキシコ国境の町シノーラ。禁猟区でシカを撃った容疑でジョー・キッド(クリント・イーストウッド)は牢屋に入れられていた。翌朝、裁判の最中にメキシコ人達が法廷に乗込んでくる。
先祖代々の土地を奪われたというのだ。しかし、役所の火事で証明するものがなくなったと言われ、彼らは怒りをあらわにする。
詰め寄るリーダーのチャマ(ジョン・サクソン)から判事を逃がしたジョーは、銃を撃とうとした1人を返り討ちにする。
10日間の禁固刑となったジョーの元へ、大地主のハーラン(ロバート・デュバル)の使いが来る。
チャマたちの土地を奪ったのがハーランで、邪魔者のチャマを始末しにいく道案内を頼みたいというのだ。
一旦は断ったジョーだったが、チャマが仕返しに牧場の馬を全て奪ったことを知り、その申し出を引き受けることにする。
ジョーにハーランとその部下を加え5人でチャマを追うことになった一行は途中ヘレン(ステラ・ガルシア)という女の家で一泊することにする。
ヘレンはハーランに気に入られるが、実は、彼女はチャマの婚約者だった。
彼女を加え一行はチャマの村へ向かうが、チャマは山へ逃げ込んでしまい手の出しようがなかった。
そんな彼にハーランは、翌朝までに出てこないと村人を5人ずつ殺していくと脅し、村人たちと共にジョーまで教会に監禁してしまう…。