ストーリー
LA郊外で夫と娘と幸せに暮らしていたライリー・ノース(ジェニファー・ガーナー)。ある日、一家はクリスマス・カーニバルへ繰り出すが、突然待ち伏せをしていたギャングの銃撃に遭い、夫と娘は死亡。ライリーも重傷を負う。実は車工場の経営が苦しかった夫は、友人から麻薬密売組織の金を騙し取る計画を持ち掛けられており、話は断ったものの計画に関与した人物として組織のボス、ガルシア(フアン・パブロ・ラバ)の怒りを買い
処刑されたのだった。昏睡状態から目覚めたライリーは容疑者の面通しに臨み、3人の実行犯を突き止める。しかし、容疑者の弁護士はもちろん、判事も検事もガルシアに買収された人物という状況で行われた予備審問では、ライリーの精神状態と記憶能力が問題視され、事件は不起訴。絶望したライリーは人前から姿を消した…。それから5年後、事件の実行犯3人の死体が観覧車に吊り下げられた状態で発見される。
一方、FBI捜査官のリサ・インマン(アニー・イロンゼ)は、ライリーがLA近郊の銃器店から軍用の武器を盗んだこと、この5年間で総合格闘技の訓練を受けていたことを知り、ノース一家殺人事件を担当していたカーマイケル刑事(ジョン・ギャラガー・Jr.)とモイセズ刑事(ジョン・オーティス)の協力を要請することに…。最強の肉体と格闘技術を身につけたライリーは、殺人マシーンとして憎き男たちの前に姿を現わす!