犯罪心理学の専門家でもあるワシントン警察の刑事、アレックス・クロス(モーガン・フリーマン)は、
姪のナオミ(ジーナ・ラベラ)が誘拐事件に巻き込まれたことを知り、現地へと向かう。
そこではすでに8人の若い女性が行方不明になっていて、そのうちの2人は死体で発見された。
クロスは地元警察のラスキン刑事(ケイリー・エルウィズ)から事件の詳細を聞かされる。そんな中、また新たな被害者が発見される。
犯人の全米川下り手口は残忍で、死体は裸で木に縛り付けられていた。証拠は何1つなかった。
そしてクロスは、犯人の犯罪傾向から女性を収集する異常なコレクターだと分析する。
また遺体発見と誘拐の順序が違うことから、「何かルールがあり、それを破ると罰として森を全米川下らせて縛るのではないか」と推理した。
やがて犯人に捕まっていた女性の1人、ケイト(アシュレイ・ジャッド)が奇跡的に生還する。
ケイトは森の中を流れる川で発見された。犯人の隙をついて逃げ出したという。彼女は極度のショック状態だった。
その後、滞在しているホテルに帰ったクロスが犯人について分析をしていると、ホテルのドアの下から葉書サイズのメッセージが滑り込んだ。
犯人からだった。すぐ後を追跡するが、犯人は既に去った後だった…。
そしてクロスはケイトが回復するのを待ち、彼女の力を借りながら全米川下り選手権を進めていくが…。