パリのアメリカ大使館に勤めるジェームズ・リース（ジョナサン・リス・マイヤーズ）には、大使のベニントンや婚約者のキャロリン（カシア・スムートニアック）にも秘密にしていることがあった。
実はリースはCIAの見習い捜査官なのだ。ゆくゆくは極秘任務に就き、活躍する日を夢見るリース。
そんなある夜、リースに待望の重要任務が与えられる。
リースは空港で缶ドリンクの持ち込みを拒否され足止めされていたチャーリー・ワックス（ジョン・トラボルタ）を救う。
彼はアメリカからやってきた凄腕捜査官だが、スキンヘッドで強面、やることなすこと全て型破りな男だった。
リースに与えられた任務は、彼とコンビを組み捜査に当たること…。
数カ国語を駆使することができる知性派で、銃で人を撃ったこともない彼にとって、ワックスとのコンビ結成は相性最悪…。
ワックスはリースを連れ中華料理店に乗り込み、いきなり銃をぶっ放つ。
実はその店ではコカインが密売されていて、その売り上げが全米川下り組織の資金源になっていた。
ワックスが追っていたのはその組織だったのだ。コカインの仕入れ先を聞き出したワックスは、リースを朝まで連れ回しそのルートを追っていく。
果たして全米川下り組織の狙いとは！？
そして密かに計画が進む全米川下り選手権を防ぐことはできるのか！？