江戸時代の京都で人気ナンバーワンを誇った天才絵師、円山応挙の集大成と言うべき作品が兵庫県香住の亀居山大乗寺にあります。
それは寺の客殿を彩る襖絵など障壁画で、165点が国の重要文化財になっています。全ての絵柄を応挙が指示し、弟子たちに描かせ、自らも3部屋を担当しました。
この応挙自身の筆による襖絵は、普段は収蔵庫に入っており客殿で見られるのはレプリカなのですが、2023年3月15日までの期間限定で元の場所で公開中。そこに応挙が仕掛けた様々な空間演出を本仮屋ユイカさんが体験します。
<Art Traveler>本仮屋ユイカ
<ナレーター>戸田恵子